単純な脳、複雑な「私」
1/4ほど読んだところ。すらすら読める。元々高校生向けの講演を本に起こしたものだから、読みやすいのもうなずけるが、これは筆者のうまさだだと思う。なんだかすっきりしている。「理系的な清潔さ」。思いつきだが。
内容は、今流行の「脳」。人間関係に悩む理系におすすめしたい。理系的な理解が難しい人間関係を、理系的に説明してくれる。それはつまり脳の「クセ」の話で、心当たりのあるあんなことや、あんなことが、おお、そういうことだったのかと納得できる。

- 作者: 池谷裕二
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2009/05/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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